最上流の清流と昼夜の寒暖差が良質な米を作る

利根川の源流域であり「関東の水瓶」とも称される群馬県みなかみ町は、谷川岳などの雄大な自然と温泉に恵まれた風光明媚な町。ラフティングなどのアウトドア・レジャーやウィンタースポーツを楽しむこともでき、年間400万人もの観光客が訪れる関東有数のリゾート地だ。 関東最北に位置するみなかみ町のすぐ北は、新潟県魚沼地区。利根川最上流の清流と昼夜の寒暖差に恵まれ、山間部でありながら実は、良質米が採れる好条件が揃っている。

食味値とは

食味値とは、お米に含まれる次の成分量を測定し、お米の美味しさを総合的に評価した数値です。 その成分とは、「アミロース」「タンパク質」「水分」「脂肪酸」の4つ。 この中で、比較的影響度の強い値がタンパク質の値であり、一般的には、タンパク質が少ない方が美味しいお米だと言われています。

食味計TM-3500

品質保証書

このサイトで販売する、全てのお米に、生産年度・食味値・精米日を保証する、品質保証書をお付けします。




独自の「籾殻燻炭法」を発案

これだけの高品質を実現する秘密はどこにあるのか。それは、名人・本多が独自にあみだした「籾殻燻炭法」にある。冬の間、本多さんは毎日長時間かけて燻炭をいぶし、その一部を春先に田んぼに鋤き込む。籾殻燻炭を土に混ぜ込むと、微生物の活動が活発になり農作物の根が元気になるという。 「籾殻燻炭法」は、シクラメンなどの鉢花を扱う農家には以前から知られた手法だそうだが、本多はこれを米作りに応用した。籾殻燻炭を混ぜた土で育った米は、病害に強い。これにより、稲の持っている力を引き出し、減農薬・減化学肥料での稲作を実現したのだ。ただし土作りは5年、10年単位で少しずつ手応えを感じるペース。極上の米作りの裏にあるのは、日々の地道な努力の積み重ねにほかならない。 本多の自作米の食味値は軒並み90点を超え、なかには100点(計測不能)という驚異的な数値を示すものもある。